| 囚われた静寂 |
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春一番が過ぎた頃、その街に引っ越してきた娘は生まれつき耳が不自由であった。 両親を不幸な交通事故で一瞬にして亡くした娘は、この春に祖母に引き取られてきた。 ひっそりと物静かな印象の彼女は、人目を引くほどの美貌の持ち主でもあった。 手入れの行き届いた髪。前髪は眉の上で切り揃えてあり、後ろ髪は背中で揺れるほど長い。 その色白の細面には古風さと現代が同居している。小さな輪郭を支える細い首筋。 切れ長の目は優しげで微笑むと可愛らしい。その笑顔を一層可愛らしく見せるエクボ。 眉毛は、どちらかと言えば薄いほう。おでこが可愛い。すっきりとした鼻筋をしている。 娘の祖母は、近頃めっきり耳が遠くなってきていた。 聞きたくもない「不幸な知らせ」が、そうさせていたのかも知れない。 心因性の難聴ではあったが呆けてはいない。かつて教師だった祖母は好奇心旺盛で聡明な女性。 祖母は耳が遠くなったことを自覚すると迷わずに孫娘から手話を学び始める。 手話を交わすふたりの間には自然と優しい空気ができていた。 娘が通う高校は家から少し離れた場所にある。彼女が生きる術を学ぶのに適した学校だった。 毎朝のように彼女は最寄駅から二つ先で急行電車に乗り換えていた。 通勤客で満員になった急行電車に揺られることに慣れ始めてきたころ。娘は痴漢に遭った。 いつものように最寄り駅を出た電車。隣の駅で発車間際に駆け込み乗車をした客がドアに挟まった。 定刻に少し遅れた電車から急行電車への乗換えはうまくいかない。目の前で無情にも閉まるドア。 ホームに取り残された娘は次の急行電車を待つ。娘の後ろには急行電車を待つ行列が出来た。 普段なら行列の先頭に立つことはない。ちょっとした歯車のズレ。それだけのこと。 彼女の後ろに何食わぬ顔で並んだ男が痴漢だった。乗り換えた駅で娘に狙いをつけていた。 急行電車が到着し、ドアが開くと同時に痴漢の男は反対側のドアへと彼女を押し込めた。 押し寄せる乗客の勢いを借りて男は娘の躰をドアに押し付ける。一瞬、娘の足は床から浮いた。 男に押された娘の両脚がバランスをとろうとして開いていた。娘の哀れな格好を男は喜んだ。 足を開いたままの姿勢でドアに押し付けられた娘。電車の揺れに乗じて男が娘の両脚を更に広げる。 ドアの車窓からは車外の風景が勢いよく流れてゆくのが見える。首筋には男の生暖かい息がある。 背後の男の両腕が娘の躰を覆うようにある。左右への逃げ場を塞がれた格好。 娘のお尻の割れ目には男の腰が押し付けられている。そこに男の勃起した陰茎が挟まっていた。 気味の悪い感触に娘が腰を動かすと、男も尻を動かして陰茎を割れ目から外させない。 股間の中央に収まった陰茎に娘の温もりを感じて男は欲情していた。 いやっ!やめて!心の叫びが咽喉から出てゆかない。 娘は声を発することを躊躇していた。できれば声を出したくない。 子供の頃の嫌な思い出が甦ってくる。今でも恥ずかしい。自分が声を出した途端に笑われた記憶。 あんな思いは二度と御免だ。その思いは、娘を苦境から脱する機会を奪っていた。 痴漢の男は、娘が騒がないと知るや大胆になった。ドアを押さえていた男の両手がすうっと降りた。 一方の掌が前からスカートを捲くって股間へ。もう一方の掌は後ろからスカートの中へ入ってきた。 娘の股間中央で交わった男の両掌は欲望のままに陵辱を始めた。 恥丘の上に置かれた掌の先で男の指先が動く。薄い生地の上から娘の陰門の淵をいじっている。 腰を引いてその指から逃れようとすると、尻側から股間に潜り込んだ指先が陰部をまさぐる。 自分の指先から懸命に逃げようとする娘の様子に男は興奮した。男はいやらしい笑みを浮かべていた。 逃げ場のないスカートの中で僅かに動く股間。笑う男の指先は執拗に彼女の股間をもてあそんだ。 いつの間にか臀部を覆っていた布地は中央に寄せられていた。すっかり尻の割れ目に食い込んでいる。 その布地を男の指が横へずらした。指先が娘の敏感な部分をじかに触れてきた。 「…ぁあ。」 ふいに小さな声を洩らした娘は、慌てて口元を結んだ。 娘の尻がヒクっと動いていた。陰唇が湿っているのを男の指先が知っていた。 男の指先が自信を深めたようにゆっくりと娘の陰唇に分け入ってきた。 「…ぁ。」 濡れて柔らかくなった陰唇の浅い部分に男の指先があった。 ひくひくと動く指先の動きに合わせ、娘の細い腰が反応している。小さな娘の尻がひくついた。 股間の奥で娘の芯が熱くなってきていた。得体の知れない快感が娘の胎内を満たしてゆく。 …なぜ。わたしが。こんな目に遭わなきゃいけないの?お願い。悪い夢なら早く醒めて…。 男の指が徐々に陰唇の深い部分にまで入り込んできていた。愛液に浸された男の指が蠢いている。 ふと終着駅の近くまでこちら側のドアが開かないことを娘は思い出していた。 …ゆびが…あたしの中で…ぁあっ…ぁ…なにかが…くる…ぃや…ヘンに…なっちゃ…ぅ…。 …だめ…そんなに動いたら…ぁはっ…感じちゃ…う……あっ…んぁ・あっ…ぃや…ぁはっ。 虚ろな瞳が潤む。娘の中に微かに残っていた理性の光が消えようとしていた。。。 ・スカートの中でむき出しにされた股間。尻に食い込んだショーツの生地が横へずらされていた。 ・陰唇の中へ根元まで入れられた男の中指は愛液でしっぽり濡れていた。微かに湿った音がする。 ・ズボンのジップが静かに降ろされるとスカートの蔭で陰茎が自由になった。亀頭で陰唇をこする男。 ・濡れた陰唇の筋に沿って擦りつけられる亀頭。娘の腰は前面に置かれた掌が自由にさせない。 ・やがて男の亀頭は娘の陰唇に浅く沈められて肉襞を混ぜる。急行電車の中で放たれる男の精液。 ・終点に着く前に開いたドアから男に連れられて途中下車する娘。男の口の動きを読んでいた。 ・『少し中に出しちゃったよ。オレが洗ってやる。ついてこい。』うぶな娘は男に騙されてしまう。 ・各駅停車に乗り換えた隣の駅で。裏道のラブホテルに連れ込まれた娘の肢体が、弄ばれてゆく。。 |
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