屋内プール

夕暮れ過ぎ。風格ある校舎に続く体育館の隣りの建物には明かりが点いている。

その名門女子高校は都心に程近い場所にあった。
歴史ある門構えと大きな樹々の奥に校舎が見える。冬を迎えた今、樹々の葉は落ちている。

体育間に隣接する屋内プールは近年になって建てられた。以前は普通の屋外プールだった。
不心得者の不届きな視線から我が子を守りたいという父兄の強い要望に応えた施設。
建物の外側からはプールで泳ぐ生徒達の姿を覗き見ることは出来ない設計になっている。
外界を遮断する屋内には日差しを巧みに取り込む仕掛けもあり閉塞感はない。

学園内部にいた「不心得者」にとって屋内プールは都合のいい密室となっていた。

放課後の屋内プールでは、少し前まで数名の水泳部員たちが泳いでいた。
今残っている部員はひとりだけ。その部員もプールサイドで帰り支度を始めている。
まだ、水着のままでいる少女は新入部員ではない。彼女は卒業間近の三年生。
推薦入学で進路が決まっていた彼女は、残りの高校生活を充実させたいと思っていた。
高校生として参加する大会は残りわずか。出場するからには悔いを残したくはない。

紺色の競泳用水着は水圧を軽減するよう薄手な生地で作られている。
ほっそりした彼女の胸の膨らみが明らかになっている。手ごろな大きさで形のいい乳房。
身長は低くもなく高くもない。長い手足と小さな顔立ちをしておりスタイルはいい。
屋内プールで練習をしていたため、元々色白の肌をしている娘に日焼けのあとはない。
水着から伸びた長い両脚の白さはハツラツとしていて健康的なものだった。

娘がプールサイドを更衣室へ向かって歩き始めたとき、入り口の扉から誰かが入ってきた。

「おつかれさん。頑張ってるな。」
水泳部の顧問ではない。陰でセクハラ教師と呼ばれている体育教師。無論、娘は嫌っている。
「練習は、もう終わりか?」
「ええ。終わりました。」
言葉が硬い。嫌悪感から素っ気無い声色になっている。
「ひと泳ぎしてみろよ。オレがアドバイスしてやっから。」
「結構です。」
ぴしゃりと有無を言わせぬ口調で言う。娘は一刻も早くこの場から離れたいと思っていた。

「何?」
「わたし、もう帰ります。」
「オイ。教師に向かって何だ!?帰りますだぁ?ふっざけんじゃねぇ!」
体育教師は、大柄な体から雷のような怒号を発し、怒りにまかせて娘を恫喝した。
あまりの恐ろしさに娘の足がすくんだ。反撃の言葉が頭の中から消えた。

「おらっ!プールに入れよ?」
辛うじて荷物をプールサイドに落とした娘が殆ど突き落とされる格好で水中に入った。
水着を着けた体育教師が娘に続いて水中に入ってきた。大柄な体育教師の胸筋は水面の上。
並んで立つと娘より頭ひとつ以上大きい。その巨躯からは不穏な圧力が伝わってくる。
体育教師の太い腕がやにわに娘のカラダに絡み付いてきた。
「きゃあっ!」

背中から廻された屈強な腕に自由を奪われた娘。その娘の耳元へ体育教師が囁くように言った。
「おまえ、顧問と付き合っているんだって?」
それは事実だった。娘は息が止まるかと思った。誰にも知られる筈のないヒミツ。
何故?この男が知っているのだろう?親友にも話していないのに…何故??
娘の思考を混乱させようとして体育教師は言葉を続ける。
「生徒と交際したらクビなんだぜ。知ってるよな?」

冷静にモノを考える余裕がない。困惑に娘は抵抗を忘れていた。
「アイツにも…顧問の野郎にもオマエと同じことを訊いてやったよ。さっきな」
え?コイツ…何を言ってるの?彼に何を言ったの?彼は?…彼は、なんて言ったの?
めまぐるしく考えを巡らすが何一つまとまらない。どす黒い不安な思いだけが膨らむ。

「オレも可愛そうになってな。…ふふっ。見逃す代わりに。条件を出してやったよ。」
いや…なんなの?どうなってるの?だれか…たすけて。おねがい。
「おまえのカラダを貸してくれるってさ。アイツ、泣いて頼んだぜ…。」
あぁ…。もう、やめて…。「やめて…。」と、弱々しい声が洩れた。
俯いた娘の口から出たその呟きには、もはや何の力もない。

「アイツがクビになったら困るだろ?え?」
「…はい。」
「じゃあ…いいコにしてろよ?いいな?」
諭すように低い声で話す体育教師は、下品な笑いを浮かべていた。
こくり。と娘が頷くのを見た途端、男の顔から教師らしさが微塵もなくなる。

「ひひっ。いいコだ…。オレの言うとおりにしてりゃあ、いいんだ…。」
男の掌が娘の乳房を水着の上から捏ね始めた。薄い布地ごしに娘の乳首が摘ままれた。
「…ぁ。」
「へへっ。知ってるぞ。」
にったりと意味ありげに男は笑っている。
「おまえらプールで乳くりあっていたんだろ?もう濡れちゃったか?」

ぬるい温水の感触は昨日と同じ。背中から抱き寄せられる感触が少し違うだけ。
体育教師が言った通り、娘は顧問の教師と「乳くりあって」いた。
昨日の情事と重なった感触が娘の疼きを呼び覚ました。
摘まんだ乳頭が尖ったのを見て、男は娘の水着の肩紐を左右にずらした。
そのまま肩ひもは降ろされてゆく。むき出しになった娘の乳房を男の掌が揉みしだいた。

「…あっ…ぁ…。」
緩んだ股間の布が男の手で横へとずらされていく。水中で娘の局部が露わになった。
娘の両脚が開き気味になっていた。男の欲望を受け止めるように股が広がっている。
「うへへっ。…いつものようにヨがりな…今日は、オレが可愛がってやる…。」


・誰もいない屋内プールで半裸の娘を背後から犯す体育教師。喘ぎ鳴く娘を見て笑っている。
・水中で娘を味わったあと、体育教師は更衣室に娘を連れてゆき全裸にさせて犯す。
・更衣室には体育教師が用意したビデオカメラがあり、娘の痴態は残らず記録されてしまう。
・以前から屋内プールを盗撮していた体育教師は、偶然にもふたりの逢引きを知ったのだった。
・顧問を脅したと言ったのは嘘。あられもない姿の映ったビデオで娘を脅しては呼び出す。。。


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最終更新 2004年06月02日
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