| 森 の 人 |
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広大な森林を移動する一団は、熱帯雨林特有の激しいスコールに遭遇していた。 東南アジアのボルネオ。豪雨に水かさを増した泥流は一行の進路に横たわっている。 一行は安全な場所まで退がってテントを張り始めた。濁流が緩やかになるのを待つようだ。 小さなテントが同心円を描くように立ち並ぶと、どこか貧相な村のようにも見える。 その一行はボルネオに生息する野生動物を保護する事を目的にしたボランティア団体。 河沿いに森を進み保護区域外に生息するオランウータンを探し出し保護してきた。 野営地を確保した彼らのうち、あるものは周囲を散策しにテントを出てゆく。 森の奥へは進まないようにとリーダーに言われていたが、その男は少し冒険をした。 男は珍しい植物がないか探していた。その男が興味を持っていたのは珍しい植物ではない。 今回、活動に同行している美貌の女子大生がいた。植物学を学んでいると誰かが話すのを聞いていた。 ただ娘と親しく話すきっかけが欲しかった。それは内気な男のささやかな望みだった。 スコールが去った後の森で男の望みは叶えられた。大きな樹の傍に群生する奇妙な草花。 その植物がケシの一種であることは門外漢の男でも気付いていた。 植物学に精通しない男がそれを「珍しい種」であろうと思ったのにはワケがあった。 ケシ坊主が異様に大きい。自分の握りこぶし程もある大きなケシ坊主が普通である筈がない。 娘が興味を持つ話題を見つけ有頂天だった。新種かも知れない植物。ひっそり群生する青白いケシの花。 根元から数本のケシを引き抜いて娘がいるテントへ向かう男。森の入り口に見知った中年男がいた。 「おや〜っ?ナンです?それは?」 「いやぁ…。あ、あの、これは…。」 「コレは、ケシですね?…あ!ハっは〜なるほどォ。」 そう言うと中年男は意味ありげに笑った。彼が美貌の娘に興味を抱いている事を察したような笑いだった。 「彼女に、見せたいンでしょう?…でも、他の人に見せちゃマズイですよ。特にリーダーには、ね。」 もじもじと照れて答えない男を制して中年男は、 「あなた、彼女を呼んでらっしゃい。コレは、私がテントに運んでおきますから。」 珍しい植物とはいえケシであることは明らか。中年男の忠告に従って男は手ぶらで娘を呼びにいった。 中年男は、念を押すように、「彼女ひとりでなきゃ、ダメですヨ」と命じていた。 男がすんなりと娘を誘い出せるとは思っていない中年男は、テントで待つ間に暗い悪戯を思いついた。 爽やかな花の香り。ドロっとした褐色の樹液が、その巨大なケシ坊主から滲み出ていた。 中年男は、テント内のランプにケシ坊主を突っ込んで火を灯した。阿片を焼き溶かす煙が立ち上がる。 煙がテント内を満たす間、ニヤニヤと笑いながら中年男は屋外に出て娘たちの姿を待っていた。 舌がもつれて上手く喋れない男の声と共に、ようやく美貌の娘がやって来た。 「…さ、あの。こっちです。ど、どうぞ…。」 「珍しい花なんですって?」 テントの外で待っていた中年男に話しかける娘の声も、心なしか少し興奮している。 「ええ。あなたなら何かご存知じゃないかと、思いましてね。」 新種の植物だったら、という期待の表情を浮かべる娘の白い顔が可愛らしく上気していた。 改めて近くで見る娘の美しい顔立ち。テントで仮眠をとっていたらしく娘は軽装であった。 熱帯とはいえ森林。軽くて丈夫な長ズボンを勧められ、娘は細身のジーンズを穿いていた。 上半身には無地の白いTシャツ。仮眠の為に外したのか、ブラジャーは着けていないようだ。 程よい大きさの乳房の頂点が白い布地から透けて見える。きゅっと上がった尻の格好がいい。 くびれたウェストの位置は高く、長い両脚の付け根には隙間がある。贅肉のない太腿だった。 「さぁ。どうぞ…。」 招き入れられたテントの中には涼しげな花の香りと生臭い臭いが混在している。 「あらっ…?なんの臭いかしら…。」 異臭に気付いた娘から注意を逸らすように、中年男がケシの花を取り出した。 「これです。ご覧下さい。変わってるでしょう?」 薄暗い中でランプの明かりに照らされたケシの花。天井のランプではケシ坊主が燃えている。 「…これは…ケシですか?…こんなの見たことないわ…。」 覇気もなく抑揚のない語尾で話す娘。それが自分の声ではないように遠くに聞こえ始めてきた。 テント内で焚かれた煙を吸った娘と同じく、男たちも不思議な幻覚に囚われた。 とても落ち着いた気分であり、至極幸福な気分でもある。まるで心の平静を得たかに思われた。 「これが群生している場所を…案内してもらえます…か?」 娘はそう言うのがやっとだった。のろのろと話す自分の声が他人の声のように聞こえていた。 それを不快にも感じず、森の中で待っているケシの花を見たいと望んでいた。 「じゃあ。…行きましょう。ボクが…ご案内します。」 ふらふらとテントの外に出た三人は、まだ曇っている空さえまぶしく感じた。 曇天の明かりから逃れるように森の中へ向かう三人は、どこか虚ろな眼差しをしていた。 ケシの花に囲まれた巨木に辿りつく頃には少し薄れてきていた幻覚。 幸せな気持ちに包まれた娘はぼんやりと立ち尽くしている。 まだ、ケシの効果は続いていた。 内気な男が、やにわに女子大生の娘を背後から抱きすくめた。虚ろな表情をした娘は抵抗しない。 だらりと下がった娘の両腕をまとめあげるようにして、内気な男の両腕が絡み付いていた。 小ぶりな娘の乳房を男の掌がまさぐる。尖った乳頭がTシャツ上から転がされる。 「…あ。ぁはっ。」 「いひっ。…いひひっ。…ひひっ。」 人形のように弄られている娘を正面から眺めていた中年男が下品に笑った。 笑いながら中年男の手は娘のズボンを引き降ろしにかかる。それは簡単なことだった。 ズボンと一緒にショーツも抜き取られた娘の下半身が露わになるのに時間はかからない。 むき出しにされた白い股間。中年男は娘の太腿を開かせると、その股間に掌を差し入れた。 清廉潔白な人間ではないが悪辣な人種でもない。ただ欲望が剥き出しになっただけ。 「ひひっ。濡れてるっ。うふふ。あはっ。」 ケシの効き目だろうか。娘の陰唇は、じっとりと熟れた果実のように充分に潤っていた。 中年男の中指が、じわじわ膣内に侵入すると娘の細い腰と丸い尻がヒクついた。 「…ぁはっ…ぁ。」 娘の陰唇に中年男の指は根元まで沈んでいた。膣内で蠢く指先が敏感な場所を求め彷徨う。 「はぁあっ…!ぁあっ…!」 いつの間にか背後の男は、娘のTシャツを捲り上げて乳房を捏ねていた。 勃起した陰茎が娘の尻の割目に挟まっている。足元に群生する一面のケシ坊主。 娘の白い裸体が直立したままで淫らに揺れている。森の暗がりに美しい肢体を晒していた。 「オマエ。気持ちいいんだな?え?」 いやっ…やめてっ…と娘の奥で声がしていた。頭の芯では男たちの陵辱を認めてはいない。 しかし躰は思うようにならない。頭で考えることが躰には一切伝わらない。 娘の歯がゆい気持ちの外側を不自然なほどに幸せな感覚が満たしている。 下腹部から湧き上がってくる得もいわれぬ快感が自分を「壊す」気がしていた。 だめっ…。だめよっ…。あたし、オカシくなっちゃう…いやっ。やだ…ぁあっ…ぃや…。 「ふっ…ふふっ。いひひ…」 「…ぁは…ぁ…ん。ぁあ…ぁ…」 「あはっは…うひひ。…うひっ…。」 最初に女子大生を犯すことになったのは、内気な男だった。 既に男のズボンは脱ぎ捨てられており、その陰茎を娘の尻の割目に押し付けていた。 娘の小さな尻は上向き加減になっておりヒクヒクと蠢いて背後の男の陰茎を求めていた。 「ははっ?コイツが欲しいのか?…可愛い顔して…いやらしいオ○ンコだ…」 じゃあ、お先に、頂きますよ。と、目で中年男に言った。 更に大きく広げた娘の股間に手をやると、柔らかい陰門の肉を指で拡げてみせた。 濡れた陰唇の中央では淡い色の肉襞が淫らに口を開けていた。娘の躰は欲情していた。 男の亀頭が差し込まれると、陰茎は抵抗なく娘の膣内の奥へ沈んだ。 「…ひぁあっ…んぁ!」 娘は正面の男に上体を預けて支えられる格好で、背後の男に貫かれ突き動かされて喘ぎ鳴いた。 大きく開いた両足の間で丸い尻が浮き上がる。娘の尻は突き上げられてヨガっていた。 「…ひっ…ぁあっ…あぁ…あっあっ…んぁ…ぃあ゛っ…あ゛っ!」 「…んはぁっ!…ぁあっあっあ゛っ!ぁひっ!…」 娘の膣内に陰茎をうずめたままで、内気な男は早々に果てていた。 満足気な表情をしたあと。男はのろのろと陰茎を引き抜くと腰を落として座り込んだ。 呆けた表情をして抜け殻のように、ボンヤリ座った男にはまるで生気がない。 娘と同様に、この男もケシの煙を吸いすぎていた。 抜け殻のようになった男を横目に見ながら、中年男はゆっくりズボンを降ろした。 四つん這いになって股を広げている娘に近づいていく中年男は、にったり笑っていた。 「オレも…ねぇちゃんのオマ○コに…前からブチ込んでやりてぇと思ってたんだよ。」 陰茎を勃起させていた。内気な男のモノより太くてドス黒い陰茎の先端はエラが張っている。 「コイツより…オレのほうが愉しませてやれるぜ。たっぷり可愛がってやる…。」 中年男は娘をケシ畑に引き倒して仰向けに寝かせると長い両脚を広げさせた。 やわらかい土の上には薄っすらと草が茂っていて程よいクッションになっている。 娘の足首を持ち上げるように掴んで圧し掛かってゆく中年男。 尻を振って娘の陰唇に亀頭を押し込んで娘の下腹部に肉棒を埋めていく。 「…んあぁ。ぁひっ…ひっ。」 奥を突いた亀頭に娘の白い太腿がわななく。下半身が快感に震えていた。 「あはっ。うははっ。思ったとおりエエ味だぁ。うけけっ。けけけっ。」 中年男の尻がヘコヘコ小気味よく上下に動く。温かく潤んだ娘の胎内を堪能していた。 ぢゅっくちゃっくっと娘の白い股間を浅く深くえぐる陰茎が、ヌラヌラと愛液で濡れている。 拡げられた娘の太腿は絶えずヒクヒクしていた。快楽に溺れているのか娘は虚ろな表情をしていた。 「…ぁあっ…あっ…ぁふっ…ぁひっあっ…んぁ…ぃあっ…あ゛っ!」 「むっ!おあぁっ!」 「ふぁあぁああっあっ!…んぁあっあっ…!」 ほぼ同時に娘も絶頂に達していた。仰け反るしなやかな肢体が汗で光っていた。 「ふぃ〜っ。」 娘の股間と陰茎で繋がったままで中年男は深く息を吐いた。悦に入った顔がヘラヘラ笑っていた。 なんの前触れもなく「どさっ」と中年男の頭上へ、大きな黒い塊が降ってきた。 「!」 ごきんっと鈍い音がして、中年男の首が奇妙な角度に折れ曲がる。 悶絶した中年男の上に突如として現われたのは、巨木の上に棲んでいたオランウータンだった。 現地で『森の人』と呼ばれる彼の体躯は、一般的な個体と比べて異様なほどに大きかった。 ぐったりした中年男の躰を、邪魔臭そうに片手でひょいと退ける腕力も相当なものだった。 ほっそりした娘の肢体を裏返した『森の人』は、長い指で彼女の可愛らしい尻肉を開いた。 潤んだ陰唇を見た彼は、にんまり笑うように歯をむき出すと、娘の白い裸体の上に跨ってきた。 『森の人』の太く長い陰茎が、するするんっと娘の陰唇に潜り込んでゆく。ひくひくんっと娘の尻が揺れた。 ケシ畑の中。うつ伏せに横たわる娘の尻の上で『森の人』がユラユラ揺れていた。 『森の人』に犯される娘の傍らでは、内気な男がぼんやり座っていた。何も見てはいない。 妖しく風に揺れるケシの花と、虚ろな表情の男。かすかに喘ぎ声を発する白い裸体が身悶える。 行為を終えた『森の人』は、交合したままの姿で細い肢体を抱えて棲みかへと連れ去ってしまった。 熱帯雨林の巨木に捕えられた白い裸体は、ずっと『森の人』の一部になる運命だったのかも知れない。。。 おしまい。 |
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