淫欲のワゴン(*)

国道沿いのガソリンスタンドから給油を終えて滑り出たのは、ありふれた業務用の白いワゴンだった。

ほんの少し前、同じガソリンスタンドから走り去った黒いバイクを尾行するようにワゴンは追走していた。
さして接近するわけではなく距離をおいてバイクを追っているため、バイクのライダーは気付いていない。

その黒いバイクに跨っていたのは若い娘だった。背中まで伸びた黒髪がヘルメットの後ろになびいている。
洗いざらしのジーンズは、色落ちの風合いもいい具合。白いTシャツの上に羽織った小さめの革ジャン。
均整のとれた抜群のスタイルをしており、簡素な装いの端々には彼女の卓越したセンスが見受けられる。

ワゴンには、中年になりかけと言った世代の男ばかりが四人乗っていた。いずれの男も、人相は良くない。
男たちは、パーキングエリアで偶然見かけた娘の後姿を執念深く追いかけ、既に県境をふたつ越えていた。

わずか数時間前。気の強そうな眼差しと悩ましい肢体をもつ美貌の娘を見つけたワゴンの男の一人が、
「おい、いいオンナ見つけたぜ。今度は、アレにしよう。」
と、言い出した時からこの追走が始まった。それは、娘にとって不運の始まりでもあった。

四角いワゴンの車内は見えない。窓が薄汚れているだけではなく、目立たぬよう偏光加工が施されている。
車外からは中の様子は見えないが、窓の内側からはおもての様子が見えるような仕組みになっていた。
元々、八人乗りとして作られた車内は、四人の男達が座っていてもゆったりとしていた。

「いいケツしてんな〜。たまんねぇ。」
「うひっ。ホントにうまそうなケツだぜ。早く犯りてぇ。」
「慌てんじゃねーよ。オイ、おめぇ。アイツ見失うなよ。」
「大丈夫だって。逃がさねぇよ。」

高速道路を降りた娘は夕刻が迫ろうという時刻になっても市街地に並走しバイクを走らせていた。
ワゴンの男たちは、夕闇が迫るの待ちわび、人通りのない道を娘が選ぶ機会をうかがっていた。

やがてバイクが隣町へ抜けるための山間部へ続く道に入った途端、ワゴンは徐々に加速を始めた。
「おあつらえ向きだぜ。うひひっ。もっと近づけろよ。」
バイクがコーナーを曲がるたび、座席から腰を浮かせた丸い尻が重心をとろうと山側へ移動してゆく。
娘にその気がなくとも、後ろから眺める男たちの目には挑発的な後ろ姿に映っていた。
「ひゃ〜たまらねぇなぁ。プリプリしてやがる。」
「おめぇのカワイイ、ケツ。俺たちが、おっぴろげてやっからな。ぐっひひ。」
「いいか、次の信号で止まったら。やるぜ。」

見渡すかぎり他に行き交う車のいなくなった国道で、幾つめかの信号が無情にも赤に変わった。

停止線にとまった娘のバイクの横へ並ぶよう滑りこんできたワゴン。その窓が、静かに降りてゆく。
開いたワゴンの窓から伸ばされた男の腕が、バイクに跨り前方を見ている娘の背中に狙いを定める。
男の手には、一時的な電気刺激を発する暴漢を撃退するための護身具が握られていた。『電気屋』と
呼ばれる男が、電気街で売られていた市販の其れを改造して電圧を増加させた代物だった。

窓から伸ばされた腕が、青白い閃光を放つ其れを娘の背中に押し当てると「ばちっ」と音がした。
背骨の中心を狙った電撃は娘の四肢を痙攣させると、その意識を一瞬のうちに奪っていった。

「ひゃはは!やったっ!」
気を失いバイクの脇に倒れた娘を、ワゴンから飛び出した大柄な男が抱え上げて車内へ連れ込んだ。
倒れたバイクを起こして跨りエンジンをふかしてみせた『車屋』が、ヘルメットをかぶって見せる。

「バイクは、オレが転がしてく。それじゃあ、行こうか。」
「ひひっ見ろよ。こっちも準備できてるぜ。」
すいっとワゴンの引き戸が大きく開かれると、既に車内ではGパンを脱がされた娘が車に繋がれていた。

娘の両腕は頭上へ持ち上げられ、まとめられて縛られ、座席下に取り付けられた金具に固定されていた。

そのワゴンの床面には、異様なレールが取り付けられていた。それは、丁度ヒトの肩幅より広めの間隔で
ほぼ水平に車内を縦断しており、進行方向に向かって緩やかに傾斜して曲線を描いていた。レールは半ば
車体内部を半周する。曲線の先は運転席の背面をかけあがるような格好で天井に達して折れ曲がっていた。
このレールを取付けたのは『左官屋』と呼ばれる(先ほど娘を車内へ運び込んだ)大男だった。

細い足首が金具に革のベルトで固定されていた。開かれた長い両脚は、レール上の金具に括られている。
車内で股を広げられて拘束された娘が身に纏っているのは、小さなショーツと白いTシャツだけ。
Tシャツは短めで可愛いヘソが男達の目に晒されていた。贅肉のない平たい腹が、静かに上下している。

小さめのショーツが、男の手で広げられた股間の中央から横へずらされてゆくと、陰門が露わになった。
気の強そうトガったな印象とは違い、淡い色合いの陰門と陰唇はつややかで清楚な形状をしていた。
『電気屋』が、真っ先に指先を伸ばして彼女のキレイな陰門をパックリと横へ拡げてみせた。

「うははっ。こりゃいいや、きれいな色してやがるぜ。まさか処女じゃねーだろうな。」
「あんまし使ってねぇな、こりゃ。ひひっ、たまんねぇなぁ。」
「ねぇちゃん。使い込んだ色のオ○ンコにしてやっからな。うひっひ。」
「俺たちが、たっぷり掻き混ぜて可愛がってやるよ。」
「よぉ、『薬屋』。早くヨガリ薬よこせヨ。コイツのアソコ、ヌルヌルにしちゃおうぜ。」
「コイツ、どんな顔してヨガルか愉しみだぜ。んひひっ。」
「ちょっといいか。コイツには…ちょいキツめのクスリで、いくぜ。」

『薬屋』は、指先で陰門を菱形に拡げると秘裂の隙間に、透明で柔らかいストローの様な管を差し込んだ。
器用そうな指先で管の端に小さなクスリビンを装着した『薬屋』は、ニヤニヤと笑ってビンを傾けた。
ゆっくりと透明な薬液が管を通って娘の中へと沁み込んでゆく。暫くすると、ビンの中身は空になった。

胎内に沁みた媚薬が効き、娘が意識を取り戻すまで男たちは待つもりのようであった。

火照り始めた下半身が疼いているらしい。娘は、足先を動かそうとしていたが、レールに拘束されて両脚は
自由には動かせない。やがて、広げられた股間を揺らしていた娘のまぶたが開いた。澄んだ瞳をしていた。

「…ぇ?あれっ?」
何が起こっているのか、さっぱりわからない。という表情で辺りを見回した娘は、
「ちょっと、コレ何?ナニしてんのっ!?放しなさいったら!早くっ!放しなさいよ!」
「ひひっ。えらく威勢のイイねーちゃんだな?」
すっとぼけた声色で『電気屋』が言う。
「だれがコイツ見つけたんだっけ?」
『左官屋』が問うと、おどけたように『電気屋』が手を挙げた。
「じゃ、オマエが最初に鳴かせろよ。コイツいい塩梅になってる筈だぜ。」 と、『薬屋』が笑った。

獲物を選んだものが最初に犯す権利をもつ。それが彼らのきまりだった。『電気屋』が娘に近づく。
「警察に言うわ。こんなコト、絶対に許さないから。」
「ふーん。そうかい?」
媚薬を注ぎ込んだあと、ショーツは元の位置に戻されていた。薄布ごしに陰唇が潤んでいるのが見える。
『電気屋』は、その薄布ごしに指先を這わせた。陰門を浮き彫りにするように指先は蠢いてゆく。

気の強そうな視線で『電気屋』を睨みつけていた娘の、きれいな眉が切なく顰められる。薬が効いてきた。
「ゆるさないっ…」と、つぶやく唇の端がわななく。彼女の意思を裏切って躰の芯が熱く火照っていた。
潤み始めた陰唇がショーツを湿らした。『電気屋』の指先が陰門の淵を拡げるように這い回っていく。
「…ぁあっ!」
「ココか?」
「…ひっ!…ぃやっ…」
「いや、じゃねーんだろ?ん?」
「…ぁんんっ!…ヤだっ…」

生地の上から陰核の位置を特定した『電気屋』の指先が蠢くたび、娘の股間がヒクヒクと震えた。
「ここだろぅ?」
「ひぁあっ…やっ…めて…あんっ」
「イっちゃいそうか?イクか?」
「ぁはっ…ぁあっ・あっ・んああっ…」
ビクビクンっと開かれた股間が揺れ動く。湧き出した愛液で濡れ湿ったショーツを『電気屋』が毟りとった。
「…もぅ…ぃや…ヤメテ…ぉねがぃ…イッちゃうやめて…ぁんっ」

執拗な辱めを受けた娘の顔は恥じらいに上気していた。頬を真っ赤に染めた彼女は可愛らしく色っぽかった。

「お。すげーな。見ろよ、オマ○コの奥が金魚みたいにクチ開いてるぜ。」
「…ィヤ…ぁあっ…いじめないで…」
マメのように膨らんだ陰核の表皮が指先でめくられて、白い股間が悶えた。
「もー、ちんぽ突っ込んでください、って感じだな。ひひっ。ねーちゃん、下のお口は正直だなぁ?」
「…やめてお願いいやっ…ぁあっ…イッちゃ…ぅ…」

男の中指が秘肉に突っ込まれ、陰唇の裏側を刺激し始めると、娘の背中が大きく反り返った。
「あ・ィクっ!・あっ・あ゛っ・ひぁ・あ゛〜っ!」
ぷしゅぷしゅ〜っと娘の陰唇が勢い良く潮を吹いた。拘束されて広がった白い股間がヒクついていた。

「イっちゃったな。ひひっ。」
「かわいい声で鳴くじゃねーか。コイツ。」
「締まりも吸い付き具合もイイぜ。ひひっ…このカラダ、たまらねーよ。」
「小生意気なコイツがケツ振ってヨガるとこ、見てみてぇなぁ。」
「ゆっくり愉しもうぜ。時間はたっぷりあるんだ。」
「んひひっ。確かに。」

淫欲のワゴンは、囚われた娘と無法者たちの欲望を乗せたまま宵闇の山道を駆け登っていった。。。


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最終更新 2007年06月26日
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